インターグラフ、上海でAPEX開催
- プラントライフサイクルにフォーカス -



 CADは元々、きれいな図面を描くための道具にすぎなかった。が、3次元CADの登場とともにデータマネジメントという新しい領域に向かった。さらに最近では、CADベンダー各社がデータウェアハウスソフトを開発し、プラントのライフサイクルに一貫してCADデータを利用できるようになった。

 CAD開発の最近の動向は、今回のAPEXにも忠実に反映された。データマネジメントの活用によりライフサイクルの効率向上を図る。CADは図面を描くツールから、稼働後の生産性までを考えうる新境地を開拓した。


(vol.140 2005.7.25号)

重化学工業通信社
ENN編集部