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一見、何の変哲もない装置を組み合わせたかに見える新日本石油根岸製油所のIGCC発電プラントだが、ここには日揮が長年に渡って培ってきたノウハウが集積されている。各ユニットは、それぞれ技術を確立しているが、このユニットを最適に組み合わせるには、エンジニアリング企業なりの知恵と経験が必要になる。
日揮はこのプラントで、90%というIGCC発電設備では類稀な稼働率を達成。ユニットの最適チューニングを実現した。残渣の有効活用は石油会社にとって大きな課題だが、世界全体を見渡せば、環境負荷は大きいものの、比較的にコスト安の石炭利用は、環境とエネルギーの双方にとって、大きな意味を持つ。それだけに日揮の実績は見逃せない。
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重化学工業通信社
ENN編集部 |