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「わが国にはバイオマス発電の技術はあるが、発電事業を展開する環境は整備されていない」
2002年、政府は廃材・家畜糞尿・汚泥など有機性廃棄物のリサイクル促進を狙い「バイオマス・ニッポン」総合戦略を閣議決定した。これに伴いプラントメーカー各社は新技術の開発、自治体などへの営業活動を進めているが、顧客側が抱える収集・運搬、リサイクルルートの確立、事業の経済性などからプロジェクトの具体化は難しい。
そんな中、電源開発(J-POWER)は、タイで籾殻を燃料にした発電事業を展開。今後もタイ、マレーシアなどアジア地区でのバイオマス発電事業を計画している。
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重化学工業通信社
ENN編集部 |