新日本製鉄と東京電力の折半出資で設立された君津共同火力は、製鉄所の副生ガスをガスタービンの燃料へと有効活用することを目的に建設された。従来機種のBTG発電所に加え、今年7月28日には初のコンバインドサイクルによる5号機が運転を開始。製鉄所内の副生ガスを利用したガスタービンとしては世界最大出力で、従来機に比べ効率も向上。5号機は君津共同火力の主力電源として順調に立ち上がった。