川重、ブラジルでコンバインドサイクルを完工
次世代BRICs市場に布石績

 川崎重工業が三井物産と共同受注したブラジルのフォレタレーザコンバインドサイクルプラントが稼働から半年を迎えた。日本の発電プラントメーカにとって実績の少ないブラジル市場で、川重は日本勢として初めてフルターンキー契約でプロジェクトを受注。BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)と言われる次世代の成長が見込まれる市場における初実績は、後続案件受注に向けた第一歩として意義深い。
 

(vol.117 2004.7.10号より)

重化学工業通信社
ENN編集部