特殊鋼ファブリケーターとして
脚光浴びるネシアMMF
三菱マテリアル桶川のDNA受け継ぐ最新工場

 1990年代、わが国の海外向けプラント・エンジニアリングビジネスは、わずか10年間に「天国」と「地獄」を経験した。天国は東南アジア市場の活況、地獄もやはり東南アジア市場の通貨危機に伴う冷え込みだ。そんな荒波の中、三菱マテリアルの現地法人「PT MMC METAL FABRICATION(MMF)」は97年@月に設立された。桶川製作所をマザープラントとしてデザインされたMMFは品質管理体制などの地道な整備で顧客に浸透、着実に成長した。

(vol.111 2004.4.10号より)

重化学工業通信社
ENN編集部