2025年9月10日号 Vol.582


News Record
 ・TOYO、ダイキン鹿島向けフッ素樹脂設備を着工へ
 ・JFEエンジ、ごみ処理施設整備運営業を相次ぎ受注
 ・三菱重工、米ジョージア・パワー向けガスタービンを受注
 ・ブランド戦略で効果を上げるTRENG
 ・山九、グループ人財ビジョンを策定
 ・タクマ、2MW級バイオマス発電プラントを受注
 ・日本水素エネルギー、新たに6社と連携
 ・IHI、低級オレフィン製造実証設備を稼働
 ・プライメタルズ、中国向け連続酸洗タンデム冷間圧延機受注
 ・川重、郡山市と連携協定を締結
 ・日揮グローバル、「Nixyte」を始動
 ・CX-ONE、アミノ酸製造設備を完工
 ・JFEエンジ、「new善小太郎丸でんき」を創設
 ・日鉄エンジ、ごみ焼却施設の基幹改良工事を連続受注
 ・重工、ISO19443を取得
 ・TOYO、トルクメニスタンから大規模改修プロを受注


TOPICS
 ・専業大手3社、順調な滑り出し


Market Report
 ・ENEOS、水島製油所にMCH設備を建設へ


FOCUS
 「INCHEM TOKYO 2025」開催
9月17日~19日までの3日間、東京ビッグサイトで「INCHEMTOKYO 2025」が開催される。今回のイベントのメインテーマは「持続可能な未来への共創イノベーション」、そしてサブテーマは「化学技術によるサステナブルな社会の実現を目指して」だ。わが国のCO2排出量の約36%は産業部門で排出されているが、その排出のうち7割以上が素材産業で占められる。この問題を解決する上で、化学工学が大きな役割を果たすと期待されるが、この化学工学と関係が深いのがエンジニアリング産業だ。イベントでは、産業界、大学、そしてエンジニアリングの3つの立場が加わって最適解を見つけ出すことが期待される。

 【「INCHEM TOKYO 2025」展示委員長 寒川 博之氏】
  「持続可能な未来への共創イノベーション」をテーマに9月17~19日に開催
   化学工学会秋季大会と同時開催、特別シンポジウムも企画

 【見どころ】
  9月17日~19日、「INCHEM TOKYO 2025」を開催
   東京ビッグサイトで、テーマは「持続可能な未来への共創イノベーション」


プラントコストインデックス
  プラントコストインデックス「ENN-PCI」2025年第1四半期
  著者:AACE 日本支部 ENN-PCI委員会


World Trend
 ・ノルウェー・ノーザンライツJV、初のCO2貯留に成功
 ・仏テクニップエナジーズ、米コモンウェルスLNGプラントのEPCを受注
 ・英ウッド、UAEシダラの買収提案を受け入れ、1年以上の交渉に終止符
 ・伊サイペムと英サブシー7が合併契約の締結を発表
 ・英ウッド、トルコ最大のPPプラントにPMCサービスを提供
 ・中・九泰がSAF製造プロセスにハネウェルUOPの「eFining」技術を採用
 ・GEヴェルノバ、スケネクタディでガス発電プラントの能力を拡大
 ・豪ウォーリー、スコットランドの陸上変電所向けFEEDを受注



業界パラボラアンテナ
 ・協力業者数社から訴訟を起こされたA社の旧態依然とした判断は正解か


Editorial
 ・複合的要素を折り込みながら進化する社会

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